日立R-SF48BM(SH)

R-SF48BM(SH)


※この日記は、10/21に書いています。
購入はこの日(10/6)で、納品は2日後の10/8でした。


これまで使用していた冷凍冷蔵庫は、2ドアの136Lのもの。

三菱電機 MR-14NF-B 136L(冷凍庫42L + 冷蔵庫94L)

  • 幅 x 高さ x 奥行き = 490 x 1211 x 597mm
  • 年間消費電力量: 310kWh (JIS C 9801(旧))
  • 重量: 33kg
  • 製造年: 2005年

2010/12 に、Tさんに頂いたもの。
新しい冷蔵庫を買ったとのことで、廃棄することになった上記機種と、それまでうちで使っていた140L(冷蔵庫40L+冷凍庫100L、型番等忘れました)のものとを交換の上、廃棄してもらった。
当時、微妙に異音がしてきたところで、心配していたところだったので、とても有難かった。見た目もかっこいいし。

・・・がしかし。
今年の春くらいから、冷蔵庫が凍ったり、かと思えば、氷が溶けかけるくらいになったりと、温度制御が不安定に。
特に、春、秋の朝晩で温度が変わる時期に酷かった。

あまりにも凍るときは、プラグとコンセントの間に、タイマーを入れて3時間程度電源切っておくと、手動で制御する始末。


こんな状態なので、引っ越したら新しいの買わないと、と思っていた。本当はすぐ替えたいけど、引越しがあることを考えると。。。

で、先週、E電(最近名前が変わったらしいが)に行ったついでに、価格がどのくらいなのか、調べてみるか、と家電のところを見てみたところ。
どうやら、秋の9-10月くらいが新機種の出る時期らしくて、旧機種が底値になるのは今の時期だ、と聞く。
で、日立の冷蔵庫が電力消費量が少なく、かなり頑張ってるからいいらしいと聞いた。

そんなら今見たほうがいいのか?とちょっと焦って、Y電機も見てみると、同じようなことを言われた。
狙っている400L程度のクラスだと、22万円くらいのが、12万円くらいに半額になっている。
・・・でも、まだ多少在庫はありそうなので、かえって一度調べてから、と思っていた。

条件としては、

  • 将来を考えて、3〜4人暮らしに対応できるサイズを想定。
  • 観音開きタイプ。
  • 20年は使いたい。国産がいいと思う。
  • 消費電力量はできるだけ少なく。


そんな中で、目をつけた機種が、これ。


日立 R-SF48BM(SH) 475L

  • 6ドア(冷蔵室252L + 冷凍室121L + 野菜室 85L + 製氷室 17L)
  • 幅 x 高さ x 奥行き = 685 x 1818 x 643mm
  • 重量: 100kg
  • 年間消費電力量: 200kWh (\4600)(JIS C 9801(2006年版))



想定していたのよりだいぶ大きい・・・。
けど、実は小さい冷蔵庫より、大きい冷蔵庫のほうが消費電力量は小さいということを初めて知った。

言われてみればそうだよなあ。
断熱がしっかりしている必要があるけど、熱容量が大きくなるから温度が安定しやすくなるし、大きさ(といか長さと言ったらいいか)に対して、容量は3乗、表面積は2乗で増えるので、大きいほど効率は良くなる(体の大きい恒温動物が高効率なのと同じような理由)。


とにかく、値段が元の半額くらいにされていること、大きいぶんには(設置できさえすれば)嬉しいこと、ある程度以上重ければ、重さが80kgだろうが100kgだろうが大差ないこと。
…そして、真空チルドとかいう面白そうな機能があること。

この時(9/30)の時点で、\118,000


そして今日。
価格は1万円ほど安くなっていて、\105,000
もうこれ以上は下がらないかと思われるくらい。

カラーバリエーションの在庫はなくなっていて、ソフトブラウンが良かったのだが、在庫としてはシルバー(ハイブライトステンレス)か、パールホワイトのみで、ソフトブラウンは展示品のみ。
展示品は若干キズがついていたし、値下げも無いとのこと。

ちなみに、価格.comの価格推移を見てみると、こんな感じ。

最近部分を拡大してみると、こんな感じ。

ネット上の価格と比較しても、悪くないと思えた。

で、もう1段階小さ機種と、お店で散々迷った。
その小さい機種は横幅は少し小さいものの、奥行きはむしろ大きいとのこと。微妙な差だ。
それに真空チルドついていないし(←結構欲しい機能になってきた)・・・。


まあ長期間使うんだし、と思い切って、購入に踏み切った。
今使っている冷蔵庫の回収料金(リサイクル料+運送費)を含めた金額が必要になるが、ひょっとすると、製造年によっては買取りにできるかも、と。
まあとりあえず、その時点では製造年を確認していなかったので、一旦は「買取ではない場合」の費用を払うことに。


そこで、このお店のポイントカード(クレジットカード付き)の加入をすると、5000円分値引きできると言われる。
クレジットカードを増やしたくはないので、うーむ、と思ったけど、実際はクレジットカードの審査ができなかった場合でも、値引きは大丈夫で、返金等の必要もないとのこと。
更に突っ込んで聞いたら、クレジットカードの書類が送られてきた時に登録しないでおくか、電話で連絡してやっぱいらない、と言えば、それも可能と(値引きは有効)。
実際にそうするお客さんも居ます、と店の人。…いいのか、そこまではっきり言っちゃって、、、とは思ったけど、そうするつもりで仮に加入することに。


そんなわけで、冷蔵庫代としては、税込で 100,000円 きっぱりとなった。
一応、10年保証もついている。

納品は2日後の、10/8(祝日)。


ひえ〜買っちゃったよ、とか言いながらの帰路。

よくよく考えてみたら、自分でモノとして実体のあるものを購入した中では、最大の金額だ。(税金とか授業料を除くという意味)


パソコンだって、せいぜい5,6万円内。
あ。初代のデスクトップは、組立で本体だけだったけど、パーツの総額は12,3万円だったかな。でも、当時親に半額援助してもらったから、自分の支払いは6万円くらいだった。
それに、厳密にはパーツで個々に買ったから、一つのものの価格というわけじゃない。



繰り返しになるが、この日記は10/21に書いている。
設置からおよそ2週間。丸13日ちょっと使用したことになる。
・・・気になるのは実際の消費電力量。

そんなわけで、実測中。
設置した日は、最初に冷やすために通常よりかなり多めに電力を使っていたはず。
細かく記録しておけばよかったけど、積算量しか取っていない。

実際の消費電力量:

10/8(設置日) 〜 10/21 (合計丸13日と数時間) で、

13.6 kWh (電力量計の金額換算では300円相当とのこと)

でした!

仮に、このままの条件で365日間使ったとすると(実際にはありえないが)、
年間 381.8 kWh

公称値が200kWhだから、2倍弱にはなるものの、まあこんなもんじゃないでしょうか。

…なお、停電になったりしない限り、今後も計測を続ける予定。
そういえば、はてなグラフというサービスがあったのを思い出したので、気が向いたらデータ追加していきます。
日立冷蔵庫 R-SF48BM 消費電力量(kWh)


ちなみに、この機種は旧機種として在庫処分だったけれど、今年のモデルは、型番から言ってもこれが相当すると思う。


R-SF480CM

真空チルドi→真空チルドSL くらいしか違いが見いだせない。。。
今のところ、容量以外の詳細なスペックは、未掲載だし。

真空チルドの機能の違いは、光触媒を使って臭いやエチレンガスを分解、炭酸ガスにすることによる効果、の部分のようだ。
これを真空チルドスリープ(SL)と呼ぶらしい。
「生きている魚などを実際に眠らせる効果はありません」とかw

まあ・・・・。付加価値以外の、冷却等の基本機能に関しては、劇的な効率向上等は無いだろうし、実用的にはほぼ同等かと。


なお、その後の価格.comでは最低価格の上昇もあるみたいなので、結構良いタイミングで買えたと思っています。

あとは・・・壊れずに長持ちしてくれれば言うことなし。