PowerPoint2010の図形の合成機能
こんな機能があったとは。
複数の図を選択して、その図の共通部分を抜いたり、
結合したり、・・・うむむ、説明が難しい。
とにかく、こんな機能が隠されているなんてもったいない。
この機能はリボンに表示されていないので、自分で設定しないといけない。
以下、その手順。
(リボンの「挿入」部分に追加する例)
- リボンを右クリック→「リボンのユーザ設定...」
- コマンドの選択:「リボンにないコマンド」
- リボンのユーザー設定:「メインタブ」
- 右のリストの「挿入」を選んで、右クリック→「新しいグループの追加」
- 追加された「新しいグループ(ユーザー設定)」を選択、「名前の変更...」で「合成」とでも名前をつける。
- 左のリストから、「図形の合成」を選択し「追加>>」を押す
- 「OK」で設定完了。
これで、リボンの「挿入」タブに、図の合成機能が登録されます。
(それにしても、リボンのカスタマイズって分かりにくい…。例えば位置を変えたりとかも自由にできないし。もっと何とかならないもんかね)
使い方は、複数の図形を選択した状態で、各機能を実行。
・・・と書いても分かりにくいので、実例を。
- OR : 図形の接合
- XOR : 図形の型抜き/合成
- AND : 重なり検出
- NOT : 単純型抜き
っていうイメージでしょうか。図形を選択する順番に依存して、結果は変わるはずです。
これをベクタ画像のままでやってくれるのはすばらしい。
こりゃ便利だ。
これまで出来ないと思っていた事が、随分可能になる。
PowerPointだけでも、作図がほぼ完結できるようになりそうです。