Canon PowerShot SH280HS 購入

Canon PowerShot SX280HS

(※この日記は2013-09-20に書いた)

よ〜〜〜〜うやく、新しいデジカメを買いました。
一眼もほしいし、でも持ち運びにはコンパクトなのがいいし、、、、とか考えつつ、これまで使ってきたPowerShotシリーズにやはり目が行っていました。

ちなみにこれまで使ってきたのは、PowerShot A710IS で、それを購入した時の日記は以下。

http://d.hatena.ne.jp/hikouseki/20070105
http://d.hatena.ne.jp/hikouseki/20070107


で、今回の候補としては、コンデジとしてはちょっと高いけども、PowerShot の Gシリーズあたりが、自分の要求にはちょうどいいのではないかなと。
具体的には、

  • 画質にものすごく力を入れたのが感じられる PowerShot G1 X

  • 従来からのGシリーズの現行機 PowerShot G15


他に、最近鳥類の撮影をしたいと思い始めていて、高倍率のものにもかなり惹かれていたため、

  • コンパクト史上最高の光学倍率(50倍)を持つ PowerShot SX50 HS

この辺を中心に、CASIOのハイスピード撮影が可能な機種(EX-FX1の登場時は衝撃的だった!)や、多重露光HDR撮影の機能などにも惹かれつつ、店頭で実際に触ったりしながら、最終的に選んだのが、表題の

PowerShot SX280HS

いろいろな条件の中で、ポイントとなったのは

  • 光学倍率 20倍! なのに平たいデザイン(※SX50などはでっぱりが大きい)
  • Full HD での動画撮影が可能。
  • Full HD で 60fps の動画撮影が可能
  • 動画撮影中に光学ズームを動かせる(※現有のPowerShot A710ISでは(CHDKを使わない限り)不可能だった)
  • ハイスピード撮影 (120fps、240fps)での動画撮影が可能!
  • GPS内蔵、WiFi対応と高機能
  • 35mmフィルム換算で 25mm(W)-500mm(T) であり、W端が結構広角(※現有のPowerShot A710IS は35mm(W)-210mm(T))
  • 価格帯(発売(2013-04-25)直後なのに 26,800円 ←現有のPowerShot A710IS は、発売の1シーズン後に購入で、28,500円だった)
  • まだ一眼にも使われていない Digic 6 が使用されている

【仕様の比較】

仕様 PowerShot SX280HS PowerShot A710IS
Canon デジタルカメラ Power Shot SX280HS  約1210万画素 光学20倍ズーム ブラック PSSX280HS Canon デジタルカメラ PowerShot (パワーショット) A710 IS PSA710IS
発売日 2013-04-25 2006-09-22
購入日 2013-04-27 2007-01-05
購入時価 26,800円 28,500円
撮像素子 1/2.3型(CMOS) 1/2.5型(CCD)
素数 約1,210万画素 約740万画素
光学倍率 20倍 6倍
焦点距離(35mmフィルム換算) 25mm(W)-500mm(T) 35mm(W)-210mm(T)
シャッタースピード 15s〜1/3200s 15s〜1/2000s
光学手ブレ補正の効果 2.5段分?(4段分との記載あり) 3段分
顔認識機能 あり なし
感度 ISO 80〜6400 ISO 80〜800
撮影可能枚数 210枚 360枚(液晶非表示時:900枚)
重量 233g(本体210g+電池とSD) 約270g=本体210g+電池分60g程度


仕様上の残念な点

  • バッテリーが専用のリチウムイオン(NB-6L,1000mAh) ・・・ 単三乾電池タイプが良かったなあ…。これはかなり残念。
  • 最短撮影距離が 5cm ・・・ 前のは 1cm だった(レンズ筒で影になったりするけど)
  • 光学ファインダーが無い! ・・・ バッテリー節約や、高倍率時の構え易さ、暗い場所での撮影時などの点で不利
  • 撮影可能枚数の少なさ(210枚) ・・・ 前のは公称で360枚だけど、ほぼフラッシュ使わないので、それ以上に持ってた。専用電池だし、予備のバッテリーは必須か。
  • Digic 6 は、5からかなり変わっているらしく、CHDKが出ないかもしれない…。


それ以外は、Digic II(710IS)→Digic 6(SX280HS)と、世代が4つも違う(発売日が6年半も違う)ので、そもそも全てのスペックが格段に向上しており、文句の付け所はありません。


高倍率の機種は、最近各社から発売されており、実際に店頭で触ってみて比べたのですが、CanonPowerShot シリーズは、操作時のレスポンスが一番快適と感じました。
…いや、高速起動や高速レスポンスを謳っているコンデジは確かに他にもあるので、レスポンス時間だけを測った場合には、他のほうが良い物もあるのかもしれませんが、ズーム時の感触や、操作時のテンポが、一番しっくり来るのはPowerShotでした。


ええと、蛇足ですが、高倍率機(光学30倍)かつ、比較的安価ということで、PowerShot SX500 IS

も少し惹かれたのですが、店頭で触ってみたところ、どうもプラスチッキーな安っぽさと、操作時のテンポの違和感が若干感じられたこと、それから、一番の理由はでっぱりが大きく、ちょっとでかすぎる、という理由で外しました。
日常で持ち運ぶには、ちょっとかさばるのと、光学20倍と30倍では結構違うはずですが、見てみると、それほど違う印象を受けなかったことも決め手になりました。


そんなわけで、ちょっと大きな買い物をする場合は、1〜2世代型落ちになるのを待ってから、安く購入するのが常なのですが、今回に限っては、発売日から2日後に購入という暴挙(笑)にでてしまいました。
それほど魅力的だったというのもそうですが、前回購入から6年も経っていたということも大きいです。


ただし、使っていくうちに、大きな難点も見つかりました。

・・・とにかく、バッテリーの減りが激しい。
特に、動画を撮り始めると、数秒で「バッテリーを交換してください」となって落ちることがよくある。
静止画だけを撮るのなら、そこそこの枚数は撮れるが、バッテリー残量の表示は全くあてにならない。
いざというときに、あれ?バッテリー切れ?という場面があまりにも多すぎた。

現在、互換バッテリーを2個購入し、合計3個体制でフル充電で出かければ、1日分はなんとか持つ。(※一日に1000枚以上撮ることもあります)
でも、この機種の大きな売りである、動画撮影を十分に活用するには、バッテリー3個では、まったくもって不安というレベル。


後日(2013-06-07)に、これも改善すると謳う新ファームウェア(Version 1.0.2.0)が公開され、期待して導入しましたが、それほど改善された感じもしませんでした。
厳密に比較はしていませんが・・・。


この点だけは、ひょっとしたら、自分のだけが初期不良でこんななんじゃないか?・・・と思うほど持たないので(※純正のバッテリーでも!)、そのうちお店に持って行こうかと思う。


この、バッテリーの問題がなければ、パーフェクトに近いコンデジだと思うのだがなあ・・・。
そこがとても残念!

(DC電源用の穴からケーブルを出す感じで、専用の外付けバッテリーでも自作しようかな…。)