白金耳(はっきんじ)

「白金耳(はっきんじ)」って、ご存知でしょうか?
細長い柄の先に白金線のループがついているもので、菌を別の培地に移し変える時などに使う道具です。(釣菌とか接種という用語が使われるらしい)
生物屋さんなんかでは、おなじみのものだと思います。
なお、実際には白金線ではなくニクロム線が使われている場合が多いそうです。

で、疑問なのがこの「耳」。
…なんで白金「耳」なんだろう?
適当に辞書を当たってみたけど、あまり参考になる情報は得られなかった。
「〜耳」という言葉を、大辞泉大辞林で見ても、いわゆる顔についている「耳」から来たような言葉しか見つからない。

う〜ん、先のループが耳の形に見える?
…ちょっと無理があるような。
むしろ、見た感じが「耳掻き」に似ているので、そこからきた「耳」かな?
…それもおかしいよなぁ。。。

どなたか、うまい説明、もしくは由来を知っているという方がいましたら、ご教授願います。
m(__)m