日記

音声学の講義で、面白い話を聞いた。

昔、「は行」は「p」の発音だったらしい。
これは、「は行」の濁音が「b」の発音である、ということに残っているらしい。

つまり、声帯振動を伴わない無声音の「p」の音が声帯振動を伴う有声音に濁ったとき、「b」になるのである。
「h」の音は、有声音にしたら、日本語にない音になってしまう。

…というようなことらしい。(※記憶が正確でないので、上記は間違っているかも知れません。)


つまり、母、すなわち「はは」は、その昔「ぱぱ」だった。

…とか先生が冗談言ってたな(--;


で、「p」→「f」→「h」と変遷したそうな。
fのは、「富士(Fuji)」とかに残ってるとか。


う〜ん、面白いなぁ。
他に、発音の仕方の規則があって、「さ行」は全て「s」ではなく、後ろに「i」の音が来るときは、「sh」になると言う話。
じゃないと、「さしすせそ」、じゃなく「さすぇぃすせそ」みたいになっちゃう。

…でもこれって、お国訛りだとこんな感じかも、、、と思う(笑)