ささらさや

ささらさや (幻冬舎文庫)

ささらさや (幻冬舎文庫)

読み終えました。この本は、Tさんに贈っていただきました。

…とってもあったかい本でした。
一見、とても優しそうに見る人の行動に、実は裏があって・・・だけれども、それぞれにしっかりと人間味があって、やっぱり実は優しい。
そんな話がくるくると回ってて、読後感は悲しいんだけれど、さわやかでした。(あ、前にも同じようなことを書いた気が…)

私としては、おばあちゃん達3人の掛け合いが好きです(^^;
それぞれ確かな得意分野を持っている人達で、その分野ではかなり頼りにもなるし。

赤ちゃんの前には誰も敵わない、と言うのを再確認させてくれるような話でもありました。
ただ、世の中には電車の中で嫌みを言っていたおじさんみたいな人も、残念ながらいるんですよね。。。

そこで一芝居打ったというのも、すごく気持ちよかったし(笑)、嘘だよ、と笑い飛ばした後に、実は本当に悩みを抱えていたりと。
表面に出てくるものだけじゃなしに、その裏にあるもの、その更に裏にあるものを考えさせられるような場面も多々ありました。


(ん〜、まだ色々書きたいけれど、余裕があったら後で書き足します。)