野球の応援

そうそう、この野球の応援が、本当に大嫌いでした。
そもそも、野球が嫌いで……あ、そこ、石投げないで!(笑)

まず、一番大きいのは親が野球に興味がなかった、ということだと思うのですが、
テレビ番組を取り上げても、映画の前に延長とかして、最後までビデオが撮れなかったりと、
小学生にも結構実害が及んでた。

それに、男っぽいものが嫌いで。
なんとなく、「男は野球!」みたいな風潮があったので、それに逆らってた部分もあります。
野球部の雰囲気も、嫌いというか、全く肌に合わないと思った。

で、応援の話ですが、小学校のときは、いろんな運動部
(といっても、野球、女子バスケット、剣道(男女))があって、同じ時期に大会がありました。
部活に入ってない人、文化部(吹奏楽部のみ)の人は応援に行くわけですが、その時、
ほぼ確実に野球の応援ばかりやらされます。
まぁ、野球がないときは他の試合の応援ですが…。
なんで野球ばかり優遇するのかと、当時からすごく嫌でした。

そんな私は、吹奏楽部に入っていたわけですが、野球の応援で演奏とかさせられるわけです。
これ、(人数もそんなに多くないし)とにかく音量を出せばいいというか、音量を出さなければいけない、というような演奏をしなければいけないので、吹奏楽部にとってはあまりよくありません。(実際、当時の顧問の先生も音が悪くなると言ってました…)
しかも、野球場脇で音出しの準備しているときに、うちの学校の選手が試合前の練習してて、取り損ねたボールが吹奏楽部員にぶつかるという事故も。そのときは確か楽器の破損は無かったものの、当たった人が泣いてしまって、かなり(うちの学校のチームへの)反感が高まったり、なんてこともありました。

まぁ、それでも楽器演奏の人は、少し特別扱いだったので(日陰に陣取れることが多かったり)、まだ良かったのかも知れません。


日射病になったのは、自分の学校のグラウンドで応援があったとき。
なんだかいろいろあって(←しかも、かなり嫌々応援にきている)、いじけ気味になってたとき、
体育座りで顔を伏せていたら、…保健室に運ばれました。

なんというか、会場から抜け出せてラッキー、とか少し思ってたかも知れないです。


野球応援が不満だったのは、あまりにもそれが優先されるから、というのもありました。
運動部ならまだ、(野球がないときに)応援があったり、事前に激励会があったりします。

一番不満というか、不公平に思っていたのは、
運動部は学校をあげて応援があってみんなが見に来るし、その間授業も休みになるのに、
文化部(吹奏楽部)の大会や、発表会の時は、激励会のような事前に知らされる行事もないし、大会があっても学校は平常通りで授業は進み、そのせいで他の人は(学校を休まないと)見に来ることはできないし、また、学校をあげて鑑賞に来ることもない

という事に対してでした。

しかも、吹奏楽部は応援に使われる。でも、逆に本来の活動を見に来ることはない。


小学校の頃から、ずっとそう思っています。
せめて、演奏会を全校で聞きに来るくらいのことはしても良かったと思います。
共感してくれる人、いないかなぁ。
もしいたらうれしいので、是非、何かコメント書いてください。
m(_ _)m



で、中学になっても同じように野球応援はやたら力が入っていて(貸し切りバスまで出すもんな…)そして運動部の大会期間は授業は進みませんでした。文化部の場合は関係なく進むのに…。

ある時、雨で応援が中止になったとき、ビデオ鑑賞かなんかで時間をつぶさせたことがありました。そしたら、不真面目に騒ぐ人とかがいて、注意するときに言ったのが、「おまえら、この後の応援やめにして、授業にしてしまうぞ」というようなことでした。
まるで、みんなが授業受けるより応援に行った方がいいと思っているかのような話し方に、すごく反発した覚えがあります。むしろ、先生を怒らせるような行動を取れば応援を無くせるなら、そのためにあえてそういう行動を取るぞ、と本気で思ったものでした。
応援に行くよりだったら、授業受ける方がよっぽどマシです。


…っていうか、小〜中学は、あまりにも野球に偏りすぎていたと思います。
だから、ますます嫌いになったのかも知れません。
それにしても、なんであそこまで力入れるのかなぁ。普通に考えると、ちょっと異常だと思います。(それとも、私の地域だけなのだろうか・・・。)