耳鼻咽喉科へ

すっごく久しぶりに、通院。
日曜からの耳の違和感が治らないので…。

思ったけれど、これ、人と話したりして声を出さないとあまり自覚症状が無い。
昨日朝はほとんど症状を感じなかったので普通に通勤して、職場でもほとんど話さないから最初はかなり軽くなったような気がしていた。
だけれど、夕方頃に他の人と話したときに、明らかにおかしいことを自覚。
…自分の声がやけに響くんです。

で、今朝になっても改善が見られなかったので、半日休むことを決意。
昨日探したところ、幸いすぐ近くにいい耳鼻科があるようだったので、診察時間開始の8:30ちょうどに着くくらいに向かった。

そしたら、既に待合室が7割埋まるくらい人がいて、しばらく待つことに…。
初診だったのもあって、まずは簡単な問診のあと、「ティンパノグラム」という鼓膜の動きやすさ(?)の検査をして、その後医師にみてもらい、
その後で、気導聴力と骨導聴力の聴力検査をして「オージオグラム」というものの作成をし、その後再び医師から話を聞きました。

以上全てが終わったのは11:30でした orz
12:00過ぎには出社しないと午後に間に合わないので、30分で急いで食事と支度をして吹雪の中を出勤しました。


さて、検査についての話に戻ります。
まず、「ティンパノグラム」の結果は左右ともきれいなテント型(というのかどうかは知らないけど)で、
鼓膜の動きやすさに関して問題は無いようだった。

そして、「オージオグラム」。
横軸周波数、縦軸は下にいくほど大きな音のレベルを表し、一番上のほうに水平に0dBのラインが引いてある。
これが標準というか最小可聴音のレベルを表すようだ。
要するに、周波数毎に最小可聴音のレベルで正規化されたグラフで、下に下がるほど聞き取りの感度が悪いことになる。

プロットは左と右ごとに気導聴力と骨導聴力があるので、4本となっている。

とても意外だったのだが、全周波数帯において、感度が落ちている、という事実。
もっとも、年齢的に10dB位が標準で、5dB位は誤差だというので、グラフの右半分(つまり高音域:2000〜8000Hz辺りだったと思う)はギリギリ標準の範囲内とのことだった。
しかし、低音域が、明らかに感度が悪い。

グラフのプロット的には、右肩上がり。(そのときは気導聴力しか見ていなかったので骨導聴力はどうだったか覚えていない)
しかも、左右どちらとも同じ特性で、特に右が悪いというわけでもなかった。
・・・なので、今回の違和感の症状は影響ないと思う。

医師の所見としては、恐らくハードウェア的な障害は無いだろうとのこと。
要するにソフトウェアの方の問題で、ストレス等が原因として挙げられるという。
うわあ。まさか自分にストレスなんてそんな話が出てくるなんて思いもしなかったなあ・・・。

とりあえず、炎症が起きているとかそういう心配は無いようなので一安心。
ストレス…そんなに無いと思うんだけどな。ちょっと最近パソコンに向かいすぎてたか(A^^;;


それにしても、耳の感度特性は、主観ととても合致していて、納得した。
今回の症状に関係なく、以前から男性の声が聞き取りにくいと感じていたのだが、それが証明された感じ。
125〜250Hz辺りが確か30dB位と、だいぶ落ち込んでいた。
よく、たくさんの人が話していたり、少しうるさかったりすると話が聞き取れないことがあるのだが、無理も無いか。

ただ、加齢による感度の低下は高音域から来るので、普通右肩下がりの特性になるだろうに、その全く逆になってる。
昔から高周波音を聞きとる能力は若干普通の人よりもあったので、それも納得できる結果で面白い。
(今でもテレビのブラウン管が出す水平同期の音15700Hzは聞こえます(笑))

…あ。
もしかすると、他の人が聞こえている低域の音がマスクされるために、相対的に高周波の音が聞き取りやすいってだけだったりして。
(オージオグラムみたら、右肩上がりとはいえ、高周波のほうでも10〜15dB位だったからなあ…決して感度自体は良くないみたいだし)