総評から言わせてもらうと。

…かなり、厳しいと言わざるを得ない。
決して、つまらないわけでは無いのですが、そんなに誰にでも勧められる作品ではありませんでした。
もう一度、観に行こうと思えるものでもなく、これは、私が劇場で観たジブリ作品では初めてのことです。(『猫の恩返し』ですら、先行上映の後にもう一度観に行った。)
次は、テレビでいいや。…と思ってしまいました。

宮崎駿さんの作品とは特性(?)が大きく違いました。
駿監督の作品は、演出がものすごく巧い。様々な要素を、非常に効果的に使い、魅せる。
一貫しているモノがあり、その作品世界ではその法則が成り立っている。ストーリーに起伏があり、飽きさせない。
そして、魅力的なキャラクター。

これらの点が、この作品では、逆にダメなところになっていました。。。