1TBのHDDを壊しちゃったよ!
コトの始まりは、こんな感じ。
- Ubuntu 9.04 がリリースされてるなあ。そろそろアップデートしてみるか。
- いちお、ブータブルCD作って試したら良い感じ。
- よし、アップデートしよう。とりあえず正常に更新できたみたい。
- …あれれ?いきなりトーフ(□)ばかりのダイアログが出て落ちたぞ。
- むむむ?Ubuntuが起動中にハングアップする。。
- ビデオドライバ初期化とかしたけど、ダメ。どうやら自分のスキルではなんともならないらしい。
- Windowsで起動して、一応Homeはバックアップしとこう。
- Ubuntuパーティションごと削除して、入れなおすか。(これがいけなかった)
- とりあえず、Windowsだけ起動する環境に戻そう。
- 再起動。ブートするかな?
- あれれ。システムが見つからないって。
- 仕方ない、UbuntuのCDでブートしてみるか。
- 正常に起動。HDDは?
- …ん?
1TBのHDDのパーティションが空っぽ!
嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ 嘘だ !!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうやら、mbrfixは
パーティションテーブルを壊しやがった
らしい。
・・・滝汗状態。
手まで震えてくるし。
こんな構成だった。
基本領域 64GB (WinXP, NTFS) | 拡張領域
| 基本領域 32GB (未フォーマット) | 基本領域 残りの700GB以上 (データ用, NTFS) |
まさか、あの一瞬でこうなるとは。
一通り、落ち込んだ後で、必死で回復策を探す。
しばらくして、
gpart
というコマンドに行き当たる。
ここを大いに参考にしました。
http://journal.mycom.co.jp/news/2003/11/10/17.html
どうやら、HDD内のパーティション情報を格納している部分の特徴的なデータを探して、
パーティションの構造を推測するものなんだそうな。
Linuxにはぜんぜん詳しくないので、いろんなサイトを見ながら、何とかCD起動中のUbuntu上で、gpartのパッケージをインストール。
sudoしないといけないとか、かなり基本的なところでもちょっとつまづいたが、なんとか起動にこぎつけた。
やったことは、上記サイトのまんま。
(/dev/hda が /dev/sda になったくらい )
一つ目のパーティションの情報が出るまでの時間と、その容量から考えると、解析終了まで25時間くらいか…。
と思って放置してたら、20分くらいで完了。
あり・意外と早い。
解析結果は、なんか4つ位見える。
一番大きいのが、700GB超だったので、これかと思い、fdisk でパーティション作成、パーティションタイプをNTFSに変更。
祈るような気持ちで mount コマンド実行。
ぉ。
うお。
おおおお。
見えた。
中身もちゃんと読めるっぽい!
(※Ubuntuにはデフォルトでntfs-3g入ってるみたい)
よかったーーーー!!
さて、これを救出するには、、、、。
とりあえず、500GBのHDDをUSB接続して、これに移そう。
・・・。
あれ。
なんか途中でエラーになる。
コピー途中になぜかアンマウントされてるし。。。
ノートPCに繋いで見てみたら、コピー途中のフォルダのファイルシステムが壊れてる。
幸い、Chkdskで簡単に直るレベルだったが。
何回か試すが、やっぱり途中でだめになる。
仕方が無いので、USBメモリに、特に重要なファイルをバックアップして、とりあえず寝た。。。
それにしても、一瞬で フロッピーディスク 72万枚 分のデータを失うかもしれないような
最近の大容量ストレージの状況って、結構怖いかも。。。。
ちなみに、他のパーティションに関しては、うまくいかず救出不可能でした。。。
ま、大事なデータは、すべて救出できたパーティションに入れていた、はず、だから、
たぶん大丈夫だと自分に言い聞かせよう。。。