どうして原発がダメなのか

最終処分方法は、単に埋めるだけ。
現状抱えている廃棄物ですら、放射線の危険性が無くなるまで、人類は存続しているのだろうか?
「汚染水の浄化システム」などと呼んで報じられているが、意図的に誤解を招いている気がしてならない。
放射性物質を無害化する手段を、人類は持っていない。
時間が経って、勝手に崩壊するのをただただ待つしか無い。
「浄化システム」は、単に寄せ集めて、高濃度に集積するものです。きれいになって、それでおしまい、とはならない。
(例えばダイオキシンであれば、集められたなら、完全に無害化することが可能です)

  • コストが高い

発電している瞬間だけを見れば安いのかもしれない。
しかし、今後何十世代にも渡って廃棄物の管理をすることを考えると、どう考えても低コストなわけがない。

  • デメリットだけを後世に押し付ける

電力需要が逼迫してる、停電で産業が打撃を受けて経済が破綻する、現在の生活を手放せるのか?停電するとこんなに不便だし、節電って大変でしょ?
・・・などと脅されている気がする今日この頃。
でも、現在福島周辺の方々が被っている被害だけでなく、現在の生活を便利にするため…ほんの数十年間、せいぜい百年間、このような生活を維持するためだけに、数百年どころか、数万年に渡って、後世の人/生物に迷惑を押し付けることになることを、果たして理解しているのか。
なんという傲慢、なんという我儘。

放射性廃棄物なんて、完全に負の遺産であり、何のメリットもない。
そんなモノを押し付けられる、我々の子孫のことについて、もっと想像力を働かせて欲しい。

いっそ電気なんて無い生活に戻ってもいい、とすら個人的には思うが、そんな極端な話ではない。
原発なしでも、現状に近い生活は十分に可能でしょう。
いや、これをきっかけに、無駄を省いたり、もっとエネルギー問題を真面目に考えるべきと思う。
現状の「文化的」な生活は、持続可能かどうかなんて度外視しているという意味で、ちょっと異常だと思うぞ。

今のうちに、打開策を、方針転換をしなければならない時であり、ちょうどいいチャンスなのではないだろうか。


・・・ああ、また、まとまりなくだらだらと書いてしまった。。。
人に伝えられる文章を書けるようにならないとなあ。