Xiaomi Redmi Note 10 Pro の私の選択理由
(※スマートフォンのカテゴリーを新設)
- 「楽天モバイル(Docomo回線[MVNO])」から「ONモバイルONE」へ
- Xiaomi Redmi Note 10 Pro の選択理由/おすすめポイント
- Xiaomi Redmi Note 10 Pro のちょっと残念なポイント
「楽天モバイル(Docomo回線[MVNO])」から「ONモバイルONE」へ
で画策していた通り、死蔵維持(?)していた回線を、「楽天モバイル(Docomo回線[MVNO])」から「ONモバイルONE」へ移動。いったん「楽天モバイルUNLIMIT」を挟むため、ちょっと面倒な手順に。
- 6月はじめに、「楽天モバイル(Docomo回線[MVNO])」を、「楽天モバイル UNLIMIT [MNO]」へMNP手続き(※無料)
- 上記の2日後、SIM発送の連絡
- 上記の1日後UNLIMITのSIMが届いてアクティベート(MNP転出・転入完了→これにより、MVNO契約の最低利用期間がなくなる)
- その日のうちに、MNP転出予約番号を取得
- 加えて、「OCNモバイルONE」へのMNP転入+端末同時購入(Xiaomi Redmi Note 10 Pro)手続き
- 上記の5日後、OCNの端末とSIMが到着したので、MNP転入手続きを完了
「OCNモバイルONE」に決めたのは、以下の理由から。
- 維持費が安い (1GB: 770円/月 <税込み>)
- お目当ての端末 Xiaomi Redmi Note 10 Pro のMNP+端末セットが安い
13,100円 ( = 26,100円[本体価格] - 13,000円[MNP特典]) <税込み>
※現在(2021-06-25)は、本体価格が 18,000円になっていました。
…おお、MNPの特典がなくなっているが、本体価格が大幅に安くなっている。でも、MNPの場合で考えると、約5,000円高くなっている。
いいタイミングで契約したと思おう。
Xiaomi Redmi Note 10 Pro の選択理由/おすすめポイント
- microSD カードが使える!
- DSDVのSIMカード2枚に加えて、microSDカード(256GBまで)も同時に使える。
- カメラ性能に期待
- 9-in-1 スーパーピクセル (Binning)
- 108 MP
- マクロ撮影カメラ付き
- 有機EL画面
- サイドボタン指紋認証
- イヤホンジャック付き
- ステレオスピーカー搭載
- 一応、防塵・防水 (IP53=防塵・防雨)
- Xiaomi機 (MI UI) の多彩な機能
- セカンドスペース … 隔離された完全な別環境を用意できる
- アプリごとの通信制限 … WiFi/SIMそれぞれを個別に有効・無効に設定可能
- 「ビデオアプリ」機能 … 指定したアプリ(例えば Youtube や Youtube Music)を再生中に、画面を消灯可能
- 柔軟な画面の分割、フローティングウインドウの機能
- 購入後に知ったポイント
- 画面のリフレッシュレートを 120Hz に設定可能!!
- 聴覚特性(+イヤホンの特性)に合わせた音響補正機能※有線のみ
… 心理物理計測によるキャリブレーション機能付き! - カメラアプリの多機能っぷり
… タイムラプス、長時間露光機能など
- microSD は個人的には必須。これができないだけで、iPhone は選択肢から外れる。
特に Google Photo の無制限保存が今月から不可能になったので、自由に拡張できて、仮に本体が死んでも取り出せることは今後更に重要になるはず。
転送速度もUSBやWiFi経由より遥かに早く安定している。 - SIMx2とmicroSDの同時利用は、これまで使ってきたDSDVの2機種では不可能だったもの。これでようやくSIMを2枚入れる運用ができることになる。(※microSD必須なので、2枚目のSIMとmicroSDが排他利用だと結局DSDVできなかった…)
- カメラ性能に関しては、これまで使ってきた機種(Xiaomi Mi 9 Lite)のカメラがかなり優秀だったので、それよりも劣らないことを期待しつつ、さらなる暗所撮影時の高感度・低ノイズを期待した。Binning(ビニング)については、はるか昔(12年以上前)に、浜松ホトニクスの実験用カメラを使っていた時に初めて知ったものだが、その効果は絶大(というか、ほぼ完全に2x2binningだと感度4倍、3x3binningだと感度9倍)だったのでそのようなイメージで。ちなみに、メインカメラに使っているセンサは 「Samsung ISOCELL HM2」で、Mi 9 Lite は「Sony IMX586」のようです。
公式ページの紹介でも、上記のような事が書いてあり、これは良いのでは?と思ったのですが、実は暗所性能は期待はずれでした。というか、Mi 9 Lite のSonyのセンサが優秀すぎるのかも…?
夜、カーテンを閉めて、小さな明かりを付けた状態、十分に暗順応した肉眼でも一部よく見えないようなシーンを「夜景モード」で撮影して比較してみたのですが、Mi 9 Lite の方は、肉眼の印象よりも明るく、ディテールが失われずに撮影できているのに対し(いやこれが凄すぎるんだけども…)、Redmi Note 10 Pro は肉眼の印象よりも暗く、暗いところは潰れていて情報が失われている感じでした。かなり、明確に、Mi 9 Lite の勝ち、という感じ。期待しすぎたかもしれません。 - 有機ELは3台目になりますが、もう液晶に戻れない…。色域の広さ、ダイナミックレンジの広さはもちろん、暗くすると電池消費が少なくなるというのも良いです。
- これまでの Mi 9 Lite が、画面内指紋認証で、それも魅力で選択したところもあるのですが、指が乾燥していたり、逆に濡れたりしていると、全然認識してくれない・・・。特に冬。ロック解除から利用の際の、指の動きは少なくて済みますが、いかんせんロックが解除されない事がストレスになっていました。
で、Redmi Note 10 Pro の、サイドボタンでの指紋認証ですが、今の所、ほとんどストレスなく使えています。 - 有線イヤホンは遅延がなく、伝送時の圧縮による音質の劣化も無いので、やはりイヤホンジャックは付いていてほしい。ちょっと良い有線イヤホンを活用したいときがたまにあるので。
- 大抵はイヤホンだけど、ステレオスピーカーは付いていてくれるなら付いていてほしい。
- 雨の日にちょっと雨がかかったり、手が濡れた状態で操作する程度は、あまり気を使わずにできると嬉しいので。水没させたり、お風呂で使ったり・・・という程の性能は無くても、まあ許容範囲。
- Xiaomiが独自にカスタマイズしたAndroid OS である「MI UI」は使いにくい、とかいう口コミを結構見ますが、、、、私は結構嬉しい機能がたくさんあり、詳細に設定できたりするので、自分好みにカスタマイズできたり、かゆいところに手が届く感じで、気に入っています。
実は Xiaomi 機は 3台目(Redmi Pro → Mi 9 Lite → Redmi Note 10 Pro)。慣れということもありますが、他の端末を使っていると、この機能便利だったんだけど…無いのか。みたいなことが結構ある。上記の箇条書きで挙げた機能は、大きな独自機能なんじゃないかと思うのだが、それ以外にも、WiFiの設定や画面表示などを細かく設定できたり、アプリごとに細かく設定できる項目が多かったり、なかなか良くできていると思う。アップデートで確実に使いやすく、よりカスタマイズできるようになっている点は好印象。なお、Androidの制約のせいだが、Redmi Pro では普通に使えていた、通話の録音機能が使えなくなったのは残念。 - 画面のリフレッシュレートは、とりあえず 120 Hz にした。うーん、ぬるぬる動く。
聴覚特性に合わせたキャリブレーションは、聴覚検査・・・オージオメーターそのもののような感じ。補正特性を見れば、耳の感度はその逆特性だということがわかるので、耳の簡易検査として使えるかも。ちなみに自分の補正結果は完全にフラットかつ、破線より下に来ていたので、全体的によく聞こえていて、フラットな特性だったということか。(本当は少し低音の感度が悪いはずなので、イヤホンの特性が低音少し強めなのか、この計測程度ではわからない程度なのかなと思う。)
それから、長時間露光は、うまく使うと色々できそう。手始めに「ネオントレイル」機能で、雷(稲妻)の撮影に挑戦してみましたが、隅っこの方になんとか稲妻を捉えることができました。
Xiaomi Redmi Note 10 Pro のちょっと残念なポイント
- Felica が使えない (NFCは使える) … 現在の生活では特に問題ない
- 無線充電に対応していない … その代わり(?)、かなりの急速充電が可能
- 上述の通りだが、カメラの暗所性能が、期待ほど良くなかった
- 2枚のSIMのデータ通信を、同時に有効にできない … (2番号の電話の着信・発信は可能)
… これはちょっと想定と違った。
SIM1=楽天モバイル、SIM2=OCNモバイルONE として、楽天LinkはSIM1、OCNのカウントフリー対象の Spotify はSIM2 みたいに設定したところ、データSIMを選択し直さないとデータ通信ができない状態になった。楽天Linkに至っては、「アプリごとの制限でWiFiとSIM2をオフにして、SIM1のみオン」としたところ、なぜか発信できず、「アプリごとの制限でWiFiとSIM1のみオン」として、クイック設定等からWiFiをオフ、とすると発信できる、という現象も。これについてはもう少し調べたい。(※WiFi経由でも通話できるが、なぜか通話品質が著しく悪くなることが多いので、本当はモバイルデータ通信経由(楽天モバイルのSIMで通信すれば、カウントフリー)のみで通話させたい)
なお、カラーは本当は黒(オニキスグレー)にしたかったのですが、在庫がなかったため、水色(グレイシャーブルー)としました。実際見てみると、悪くない色でした。