上司と部下、士気を保つ仕事の進め方(トヨタ張富士夫・代表取締役会長)
久しぶりの、「ことば」カテゴリーです。
トヨタの張富士夫代表取締役会長 の言葉。
なかなか良かったのでメモメモ。
上司と部下がいる関係の中で、士気を保ちつつ仕事を進めていく上でのポイント。上司の立場から。
- 上司は、目的をはっきり持つ。ゴールをはっきりさせる。
- やり方、手段・方法に口をだすのは×
- うまく出来たら褒める。
- やり方は、部下に任せる。
- 自分で考えて結果を出せば、自信にもなる。
- どうしてもうまくいかなかったら聞きに行く。
それから、国際的な展開をしていく中で、
こんな風に理解しておけば良いのでは、というお話。
┌───────────────┐
2F│「ビジネス習慣・企業の価値観」│ ・・・ 可変
├───────────────┤
1F│「各国毎の文化・価値観」 │ ・・・ 不変
━┷━━━━━━━━━━━━━━━┷━
基盤 「人間同士」 ・・・ 共通
なるほどなあ、と思った。
補足として、1Fの部分は、例えば
- アメリカ人なら「自由が大事」
- 日本人なら 「平和が大事」
なるほど、なるほど。
会社として脅威に感じる他社は?という質問に対して、
”変わり身の早い会社”と答えていました。
世界中、各地域によって”当たる”商品がどのようなものか、というのはかなり異なるらしいです。すでに十分分析されつくされた地域であれば、ある程度簡単だけど、新しい市場を開拓していくときには、素早くその地域にあったものを提供していける、というのが強みになるので、例えば開発チームにある程度余裕が必要とのこと。
・・・何でもかんでも、移り変わりが早くなっている今日この頃。
情報化が進んだせいだけれど、もっとゆっくりで良いんじゃないかな。
ネットで頼んだ商品が、二日後に届かなくても、別にどうということはない。
むしろ、そのためにどれだけの犠牲が払われていることやら。
でも、他の企業に先を越されたら、自分のところが存続していくのは困難になるわけで。。。
今だけではなくて、今後持続可能な方向に、もう少しスローな方向に、進んでいくことはできないのかなあ・・・と、なんだかよく分からないまとめになったけど、
要は上の二点、しっくりくるお話だったので、メモしておきます。