日記

結局、漫画喫茶で寝たのは、2:00頃。漫画読むのは途中でやめました。
シャワーも使えました。
ナイトパック料金で7:00過ぎまで居れるので、6:00に起きて準備して7:00までに出発することにしていました。
そんで、ネットラジオのクラシックをずっと流してるやつをヘッドフォンかけて聞きながら、寝ました。

しかし。
3:30頃かな、内線電話が。寝ぼけつつ取ると、「シャワー空きました」
はぁ?大分前に、もう連絡来て、使った後なんだが。
…どうやら、番号を間違えたらしい。違うと言って切ったら、すぐに近くで電話なってるのが聞こえた。

…せっかく寝てたのに。迷惑なやっちゃ。ま、すぐにまた寝ましたけど。

で、6:00。
フリーソフトの目覚ましもかけておいたが、それより前に携帯電話機のアラームで、きちんと目覚める。
とりあえず、朝食。
昨日買っておいたぶどうパンと黒糖パン。そして、カゴメの野菜ジュース(950mlの残り)。
あと、ヨーグルト500g。さすがにこれは、ちと多かった。ていうか、昨日半分食べるのを忘れてたせいで、500g一度に食べることになったからなんだけど。

6:55頃、出発。
残りは30分以上あったみたい。まぁ、いいや。

いい天気!




杁ヶ池公園駅に着くと、既に人が並んでいる。
そりゃそうだな、とは思ったけれど、せいぜい30人程度。
乗車制限をしていて、この駅からは15人ずつしか乗せないらしい。

でも、そんなに待たされずに2つ目の列車に乗れた。7:10改札通過。
リニモはぎゅうぎゅう詰めで酷かったけど、まぁ乗れないわけではなかった。
途中の駅からは、これ以上乗れなくて断念してた人もいたけど。

西口の辺り、下界を延々と人の列が蠢いている…。
うあああ、まじか。
まさに、「見ろ!人がゴミの(ry」状態。
…同じ事を、何万人の人が考えただろうな(笑)
まぁ、私もそのゴミのような人の一人なんですがね(違)*1


で、万博会場駅に到着。
もう、視界全体が人、人、人、です。
行列はどうなっているものやら、さっぱり分かりませんが、とにかく言われたとおり待つしかありません。
ぞろぞろと列をなして、リニモの高架橋下をぐるっと回ったところで、かなり待ちました。
みんな、座って休んでるわけですが、ちょっと日差しがきつい。でも、真夏じゃなくて良かった。

一度、となりの列が動いているのを見て、動き始めたと勘違いした多くの人が立ち上がってましたが、動いているのは実はずっと先の列で、こちらは全く動かない、なんて事も。

この待ち時間、用意していた小説を読んでいたのですが、それ程長くは感じられませんでした。
で、本格的に動き始めてからは、走らずに早足で、出来るだけ追い越してゲートまで近づきました。
ゲートは、基本的に奥の方(右端の方)が空く傾向があるので、出来るだけ端の方に並びました。
金属類を含むような物品を入れる袋をもらったので、順番が来るまでにデジカメ、携帯電話機、オーディオプレイヤー、小銭、予備の電池などを移しておきました。
鞄の中をチェックする際は、あまりにも簡単に見ていて、ほんとにチェックできるのかいな、という感じでした。その気になれば、何でも持ち込めそう…。
せっかくチェックするなら、きちんとやらなければ意味がないような気がします。


まぁ、結局、実際に入館できたのは、9:00ちょい前頃でした。
悪くないスタート。正直、もっと後になると思ってました。

で、今回絶対みたいと思っていたのは、前回見逃した「めざめの方舟」。
前回は全く下調べをしていなかったので、整理券のこともよく分かってませんでしたが、今回はばっちり調べてきた。

整理券の列は待ち時間15分とのことで、時間指定は出来ないとのこと。
それと、席には通常のスロープ席と、言わないと貰えないアリーナ席の2種類があるらしく、後者は一回の上映で10〜15人程度と貴重。
とにかく、アリーナの整理券をもらう。

  • 整理券:「目覚めの方舟」アリーナ席 11:45〜

その後、もう一度並んで、スロープ席の整理券ももらう。

  • 整理券:「目覚めの方舟」スロープ席 10:15〜

上映の5分前までに会場まで来いとのこと。

次に、グローバルハウスの整理券をもらいに走る。
かなり回り道をして、結局もらったのは10:10〜。
え…。無理ですから。時間指定できないとはいえ…。
しばらく待って、再びもらうと…今度は10:30。…まだまだ無理ですから。

もう一度、列の方に戻り、一人で来ているらしい人を見極めて、その人に譲りました。
そんで、かなり待つ。同様の人が増えてきて、立ち止まらないでください、なんて言われてるけど、使えない整理券もらったって仕方ない。
か〜〜なりぎりぎりまでやり過ごして、10:00過ぎ頃、もう待てない、と意を決して列に加わると、ちょうど脇で待っていた人たちもドッと入ってくる。
なにやら、オレンジとブルーがあるらしく、その人達はオレンジ配布待ちだったらしい。
…偶然、オレンジを手に入れました。

  • グローバルハウス(オレンジ) 12:10〜

10分前までに集まれとのこと。

その後は、すぐに「めざめの方舟」に走る。
とりあえず、スロープ席で見る。

うあ〜、床一面がプラズマディスプレイか。8x12くらいだったかな。うろ覚え。
押井守+川井憲次の音楽。

上から見ると、ものすごく画面が綺麗に見えた。
最初に流している、水没した花々と、なにやら機械のような構造物は、本当に綺麗。
見方によっては、水面の上に格子ががって、その上を(アリーナ席の)人が歩いているような感じ。
ひょっとして、インタラクティブ性もある映像なのかとも少し期待したが、違うらしい。

始まると、床はプラズマディスプレイ、その周りを囲む像の群、プロジェクタによる側面の壁への映像、天井の半球スクリーンへの投影、そして、中央の像とそれを囲む布など、さまざまなものが一斉に使われて、なかなかすごい。
音楽は「イノセンス」の雰囲気とかなり似通っている。
象形文字に近い漢字を盛大に表示するのは面白い。遺伝子の抽象か。

…でもな。ちょっと物足りないというか、抽象的すぎたかも。
他のを見ていないからか、これだけを見ても、はっきり言って??なところが多いし、
犬に関しては、「あぁ、押井守は犬好きだったな」とか思ってしまった。
それに、犬のCGが、こう言っちゃ悪いけれど、…ちゃっちい。
動きにしても、造形にしても。もう少し、どうにかならなかったのだろうか。
(これは、後でチェコ館に行った後で、より強く感じた)

う〜ん。でもまあ、期待を裏切るほどではなかったな。
でも、個人的には「イノセンス」のオープニングの方が、感動が大きかった。
あれ見たときは、音楽との盛り上がり方も、映像も、とても完成度が高くて、これだけでも見に来た甲斐があったと思ったのだが。
それに比べたら、これはもう少し良くなったんではないかと思ってしまう…。




で、その後は、微妙に時間が余ったので、お土産を買いに行った。
…すごい人。前回は、閉館間際でさえ、これほどではなかったのに。会計の行列がすごい。
とりあえず、頼まれていた「ユカギルマンモス プラネットマンモス」というすごく変な漫画を2冊購入。あとは、自分用にシャープペンシル付きのメモ帳や、コップなどを買う。
それにしても、会計でこんなに並ぶとはなぁ…。

しばらくぶらぶらして、今度はアリーナ席での「めざめの方舟」を見に行く。
ディスプレイの上を歩けるのはなかなか面白いが、実際は上映が始まるとみんなほとんど立ちつくしてしまう(笑)
スロープ席で見たときなんか、ほとんど全員端の方にいたから、ひょっとして上映中はあがっちゃいけないのかとさえ思ったけど、そんなことはなかった。
…なので、極力歩き回り、極力真ん中辺りに行くよう努めました(笑)

プラズマディスプレイを間近に見ると、実際はそれほど綺麗な(精細な)画像ではないことが分かりました。色数も、せいぜい16bitといたところなのではないだろうか…?
結構、グラデーションが割れていました。上から見たら、恐ろしく綺麗に見えたのになぁ。
アリーナ席では、映像に包まれる感じがするものの、長久手日本館のほど没入感は無いし、床のディスプレイは全景が分からないので、実はあまり面白くない。

…1回だけ見るとしたら、普通のスロープ席の方がおすすめです。




終了後は、グローバルハウスに向かって走る!
10分前に集まるって言っても、終わった時点で10分前ですから。
…が、着いてみるとまだそれほど集まってもいないみたいで、十分間に合いました。

最初は、スーパーハイビジョンカメラでの撮影会(笑)
カメラに向かって手を振ってみたりしました。

で、建物の中へ。…なんか、このピラミッド型の入り口、屋根にすごいたくさん鳥の糞が。。。
ま、いいですが。

オレンジの方だったんだけど、入るとカード型の音声受信装置を渡される。
LEDから発信する光変調された音を、太陽電池状の部分で受けて、音にするらしい。
各言語用のカードがあって、音声多重化してあるらしい。どうやってデコードしてるのかは聞いても分からないとのことだったけど、電池は入っておらず、全てLEDからの電力でまかなってるらしいことは分かった。

しばし、説明のビデオを見る。
…伝送距離の関係か、プラズマディスプレイの画質があまり良くないのが気になった。

が、スーパーハイビジョンの世界は、予想を遙かに超えたものでした。

…何、コレ!!!
この、暴力的な解像度と音質は。
ていうか、この映像は、ひょっとすると肉眼でみた世界を超えているぞ。

本当に、上映中は魅入ってしまいました。
もちろん、先ほど撮影した自分たちの映像には、はっきりと自分も確認できました。

でもこれ、未来のテレビというのには無理がないか?
さすがにこのデータを電波に乗せるのは無理だと思うし…それよりも、各家々にこれだけの受像設備をそろえることは不可能です(笑)



で、その後は読売新聞の特派員が、タイムマシンで過去で取材してきたという新聞。
こういうの、大好き。

特に、期待を裏切らなかったのが、記事ではなく新聞の下部にある広告欄。
ものすごく、凝っています。書いた人も、かなり楽しんで作ったのではないかな〜?
ちゃんと、その時代にあわせたネタで、一応それらしくつくってあり、大変楽しませてもらいました。


NHKの映像シャワーや、なんだかよく分からないがボタンを押したら「はずれ」だたヤツ、それから電子ペーパーのデモ。とりあえず一通り見ました。
浜松●トニクスの光技術のところなんかも、なかなか面白かったし、月の石なんかも見れました。

後から気づいて、3D映像も見ました。偏光メガネを使ったもので、屏風型のスクリーンに投影された立体映像を見ました。
いかにもCGって感じのものだったけれど、この手の体験は少ないので、結構楽しかった。
20分ほど待たされたけど。

あと、良かったのは「万年時計」。
すばらしい!!

これ、前に偶然、NHKで特集していたのを見たんだけど、現在の技術者が数名集まって、それぞれの分野の技術の粋を集めて、なんとかかんとか仕組みを解明して、復元したもの。
こんなものを一人で考案して、実際に作ってしまったという江戸時代の田中久重というひとは、まさに天才だと思います。
…コレはすごいよ、本当に。


で、出口に向かったら、コウノトリの展示(ライブカメラからの映像を操作できた)の次、最後の最後に「メーヴェ(実物)」が。
あれですよ、あれ。「風の谷のナウシカ」の。

実際に、こういうプロジェクトがあることは知ってたし、何かそういえば万博で見れるという話も聞いた気がするけれど、…ここでお目にかかれるとは。知りませんでした。
いや〜、最後に思いがけないものをみれたし、大満足。




その後は、アフリカ共同館あたりのパビリオンへ向かう。
見たところはハンコで記録を残すようにして、一通り見て回る。

出てくると、ちょうど広場で合唱みたいなのをやっている。
しばらく見たあと、ルイボスティーソフトを食べる。なかなか美味しい、




次は、Nさんにも勧められていたチェコ館へ。
15分くらいかな、少し並ぶ。
中は…。すごい!面白い!
いろいろいじくれるのが楽しい。たたいたり、回したり、引っ張ったり…。
ひな壇みたいな構造なので、まったり休むことも出来ました。
球形の万華鏡みたいなぐるぐる回るやつも、キレイ〜。
水のピアノとオルガンは、調律が全くなされていませんでしたが、それもまたいい感じ。

そして、出口に置いてあるプラズマディスプレイで上映されていた映像作品。
これ、とても良かったです。チェコの歴史なんかをセリフ無しで表現してる。
半動画みたいな作品もGood。
すごくセンスがいい。
これ、DVDとかで売ってるなら、是非欲しいです。本当に気に入ってしまいました。

そして、映画もあった。
うぉ〜〜。こんなに良いモノ観たの、久しぶりだ〜〜。
CGもこんな使い方があるんですね。
鉄人間みたいなのが、ガラス人間を造り、そして一緒にダンスをするが…最後には割れてしまうというもの。
最後に45度にガラス版が出てきて、映像が浮かんで見える演出も素敵だった。

なんといったらいいのかな、ものすごく良質なファンタジーをみせてもらった、という感想です。
完成度も非常に高く、こういう展示をするチェコという国に、とても興味を持ちました。





さて、その後は"打ち水実証施設"で水を飲んだ後、ロシア館へ。
あれ、ここ、前回も来たかな。
石のコレクションが美しい。
「マンモスの牙で作ったチェス」って…。すさまじい値段だったが…。

ところで、ロシア館の脇に、粘土で出来た魚の残骸みたいなのが放置されてたのだが…いったい何だったんだろう。


そのあと、Expoドームで和服着てオペラやってるという、不思議なものを観る。

17:35頃。
少しだけ観た後、「森の自然学校」方面へ行ってみるが、今日の分はもう終わったとのこと。
また、通り抜けも出来ないらしい。



仕方なく戻って、ペットボトルのコーヒー飲料を買った後、今度は
これまた前回行けなかった「遊びと参加ゾーン」へ行く。

でも、滑り台は12歳までだったし、泳ぐわけにもいかないし。。。
結局、「源氏物語絵巻 彩色アート」を見たくらいで、ちょうど18:00のこのエリアの閉鎖時近くになる。

で、いろんなNGOの展示見たり、写真展見たり、天井に映像映してみんな寝転がってるところみたりしたあと、自然食品だけで作ってる食堂で夕食。
残ってる食材が限られているため、メニューは1品のみ。
800円の…なんていう食べ物かなぁ、とりあえず食べてみた。

「スピーカーを使わず、竹から音が出ている」らしいが、どうも床が振動しているような気がしてならない。ていうか、どういう意味なんだろ?「スピーカーを使わず」って。



そのあと、なんとかいうバンドの演奏が始まった後、各NGOのところを見て回る。
「10才の女の子が20kgもある水瓶をもって毎日7〜8往復する。」というのには驚いた。
しかも、片道に約1時間もかかるらしい。
2x8=16時間。
一日、残り8時間しかないですよ!
しかも、朝4:00とかから食事作ったりと、他にも仕事がたくさんあるらしいし。
そんな生活してでも、人間って生きていけるんだな…と妙な感心。
自分も、文句言ってないで、まだいくらでも頑張れるような気がしてきた。
でないと、なんだか申し訳ない…。



その後、大阪万博の展示を軽く見て、水木しげるの「ゲゲゲの森」へ。
…てか、こんなのもあったのか。

お土産用に、「ねずみ男汁」だの「妖怪汁」だのを買う。

…あれ、雨が降ってきたぞ。ごく僅かだが。…雨降らないと思って(予報でも降らないはずだった)傘とか持ってないので少し不安だったけど、酷くはならなかったので助かった。






そのあと、19:30頃、JR館へ並びかけるが、40分待ちだったので、他のパビリオンを見ることに。





アジア各国のパビリオンを見る。
切手が半額になってたり、380万円もするペルシア絨毯が半額になっていたりと…。


前回ここに来たときには、既に閉まっていて見れなかったようなところも、だいたい見れた。
ただ、韓国館だけは行列になっていたので行かなかった。



で、いい加減帰ることに。
結局、アメリカのあたりのパビリオンには、今回も行かずじまいになってしまった…。
あと、さつきとメイの家方面にも。



さて、帰りは万博八草駅まで行くのだが、なんでもシャトルバスだと待ち時間20分、リニモだと40分とのこと。
でもユリカが使えないので、リニモで行くことに。


21:15頃、ゲートを通過。
デモ、すご〜〜い回り道をしたけれど、行列に並ぶことはほとんど無かった。
ほとんどそのまま列車に乗れました。
…20分も待ってないです。



その後は切符の都合や路線選択に関していろいろありまして、ややこしい道のりで帰るハメに。
結局、前回の万博と同じ列車になり…。

乗り継ぎできません。
…ていうか、今回は列車時刻の変更でもあったのか、2分ほど乗り継ぎの時間があったんだけど、着いたら乗り継ぎの列車が出た後でした… orz


この前よりひとつ手前の駅付近の、友人のところに自転車を置いていたので、前回の5駅より少し短い4駅でしたが、またまた歩くことに…。
ちょっとキツイ。



んで、友人の部屋に明かりが点いていたので、自転車置かせてもらったお礼を一言言おうと思ったけど、インターフォンには出てきませんでした。。。
寝てたのかな?


で、最終的に帰り着いたのは、1:10頃でした。
月明かりが綺麗でした・・・。



いやはや。そのあと、写真のデータ移動とかして、寝たのは3:00。
くたびれた〜〜〜。


(この日記は、19日に、2時間半以上かけて書きました)

*1:某大佐は、「ゴミのような人」という意味で言ったわけではなく、大勢の人が落下していく様を「ゴミのようだ」と表現したに過ぎない